体感106度の高温注意報 雨なし52日、猛暑は火曜まで

日本なら「熱中症かも」と思った日のうちに近所の内科へ行けるが、こちらはその前提が通じない。かかりつけ医(PCP)は予約が数日先になることが多く、当日診てほしいときの受け皿は urgent care になる。
分かれ目は症状だ。めまいや吐き気、大量の発汗で済んでいるうちは涼しい場所と水分補給と urgent care でよいが、意識がもうろうとしている、受け答えがおかしい、汗が出なくなって皮膚が熱く乾いている、といった熱射病(heat stroke)の兆候が出たら救急だ。NWSも注意報の文面で「Heat strokeは緊急事態。ためらわず911を」と明記している。
請求額が怖くてERを避けたくなる気持ちは分かるが、この症状に限っては様子を見るほうが危険。保険証(insurance card)の写真をスマホに入れておくと、自分が付き添う側になったときに慌てずに済む。
記事の要約
国立気象局フォートワース(NWS Fort Worth)は9月6日午後0時13分、DFW都市圏を含む北中部・北東部テキサスに高温注意報(Heat Advisory)を出した。同日午後8時までで、体感温度(heat index)は最高106度。ダラス・フォートワース空港(KDFW)では午後1時35分に気温97度(約36℃)、湿度37%、体感101度を観測した。
連休中も暑さは緩まない。日曜午後の最高は100度で体感104度、夜も最低79度までしか下がらず体感103度。レイバーデー当日の月曜は101度・体感106度、月曜夜は80度まで下がったあと明け方に82度へ上がる。火曜は101〜102度、水曜が100度の見込みで、FOX4は連休中に追加の注意報が出るとみている。注意報が今夜で切れても暑さが終わるわけではなく、明日以降のほうが暑い。
雨も降っていない。DFW空港では日曜時点で計測可能な降雨のない日が52日続き、観測史上7番目に長い記録だ。解消には今後1か月で7〜11インチ(約180〜280ミリ)の雨が必要だという。
木曜の遅い時間から金曜にかけて弱い前線が通り、局地的なにわか雨と、週末の最高気温が90度台後半まで下がる見込みはある。ただし干ばつの解消にはつながらない。NWSは屋外の作業や運動を早朝か夕方に限り、短時間でも子どもやペットを車内に残さないよう呼びかけている。