洪水注意報、2日朝7時まで延長 局地的に雨量13〜18cmの恐れ

日本で冠水と聞いて思い浮かぶのは線路や道路の下をくぐるアンダーパスですが、テキサスの注意報に決まって出てくるのは「low-water crossing」です。橋を架けず、小川や水路の底をそのまま道路が横切る造りで、住宅地の裏道や公園の脇にも普通にあります。晴れた日は乾いたくぼみにしか見えないため、通勤や送迎でふだん通っている道がそうだと気づいていない方も多いはずです。
日本の雨量は「1時間に何ミリ」で伝えられますが、こちらは期間全体の合計をインチで言うので、5〜7インチと聞いても危なさが伝わりにくいのも落とし穴です。NWSの合言葉は「Turn Around, Don't Drown(引き返せ、溺れるな)」。水が道路を覆っていたら、浅く見えても入らず、遠回りをしてください。木曜の送迎や通勤の経路は、前夜のうちに別の道を確かめておくと安心です。
記事の要約
米国立気象局(NWS)フォートワース事務所は9月30日午前4時40分、北テキサスと中部テキサスに出している洪水注意報(Flood Watch)を更新しました。対象期間は30日午後4時から10月2日(金)午前7時までです。前日の発表では10月1日午後までとされており、終了が金曜の朝まで延びました。
対象は主に州間高速I-35沿いとその西側です。動きの遅い雨雲と雷雨により、広い範囲で2〜4インチ(約50〜100ミリ)、局地的には5〜7インチ(約130〜180ミリ)の雨が見込まれています。NWSは、河川や小川、低い土地のほか、ロー・ウォーター・クロッシング(川床を横切る道路)が冠水するおそれがあるとしています。
DFW空港地点の予報では、30日(水)の日中は最高94°F(34℃)、南風は最大瞬間35マイル(約56km/h)。午後1時以降の降水確率は40%です。本格的に降るのは30日夜からで、降水確率は夜間80%、10月1日(木)は100%。木曜の日中だけで1〜2インチ(約25〜50ミリ)の予想です。金曜も80%、土曜も60%と雨が続きます。
現時点で出ているのは「注意報」で、洪水警報(Flood Warning)は出ていません。NWSは、浸水しやすい場所に住む人に、警報が出たらすぐ動けるよう備えることを求めています。