北テキサス史上最大級の山火事、2週間過ぎても鎮火せず

日本で「山火事」と聞くと、山の中の話で、住宅街に住む自分とは関係ないと感じます。テキサスは前提が違います。街のすぐ外側が草地や低木地で、家並みとの境目がありません。乾いた草に火がつくと、風に乗って移動します。
日本に無い仕組みが「バーンバン(burn ban)」です。乾燥が続くと郡(county)単位で野外の焼却が禁止され、庭のたき火、条例によっては直火のバーベキューや花火まで対象になります。違反には罰金があります。市ではなく郡が出すので、お住まいの市のサイトを見ても載っていないことがあります。Collin、Denton、Dallas、Tarrant など、自分の郡名で確認してください。
運転中に煙に入ったら、無理に進まず、エアコンを外気導入から内気循環に切り替えます。
記事の要約
公共放送 KERA News は9日、北テキサスで起きた山火事が発生から2週間を過ぎた今も燃え続けていると伝えました。記録に残る北テキサスの山火事の中でも最大級の規模だとしています。2週間経った時点でも延焼が止まっていない、というのが9日時点の状況です。
火が消えにくい天候は当面続きます。ダラス・フォートワース(観測点 KDFW)の10日午前5時の観測は、気温81°F(27℃)、湿度70%、快晴、風は時速14.8km。ここから日中は一気に上がり、木曜の最高気温は100°F(38℃)で体感104°F、金曜は99°Fで体感106°Fの予報です。土曜も100°F、日曜も99°Fと、週末まで三桁が並びます。
雨はほとんど期待できません。木曜午後4時以降に20%、木曜夜と金曜には40%の確率で雷雨の可能性がありますが、予想される降水量はいずれも0.1インチ(約2.5mm)未満。地面を湿らせて終わる量です。
10日午前の時点で、ダラス・フォートワース地域に気象警報は出ていません。先週まで続いた高温注意報も、現在は発表されていない状態です。ただし警報が無いことと、火が消えたことは別です。