リバティヒル、ナンバー読取カメラ7台を全撤去 解約が連鎖

日本にも警察のNシステム(自動車ナンバー自動読取装置)があり、幹線道路で通過車両を撮影しています。違うのは「誰が止められるか」です。Nシステムは国の警察が運用し、住んでいる自治体の議会が撤去を決めることはできません。テキサスでは、市が結んだ契約は市議会の議決で切れます。Liberty Hill では住民が公聴会で発言し、それが票につながりました。
もう一つの違いは、カメラの持ち主が行政だけではないことです。企業や HOA が自前で置いているので、市が撤去を決めても分譲地の入口のカメラは残ります。ご自身の HOA がカメラを持っているかは、総会や規約(CC&R)で確認できます。
市議会や HOA の会合で発言すること自体は、滞在資格に関係なく誰にでもできます。投票権があるかどうかとは別の話です。
記事の要約
テキサス州 Liberty Hill 市議会は9日、Flock Safety 社との契約を全会一致で打ち切り、市が持つナンバープレート自動読取カメラ(ALPR)7台を「ただちに」撤去するよう職員に指示しました。契約は10月に自動更新される予定でした。
7台は Hwy 29、RM 1869、CR 279、および Hwy 29 と US 183 の交差点という、市の出入り口にあたる交通量の多い地点にありました。Jeff Ringstaff 警察署長によれば、地域には企業や HOA(住宅所有者組合)が自前で設置した Flock カメラもあり、今回の決定はそちらには及びません。
Flock のカメラは通り過ぎる車をすべて撮影し、AI がナンバー、車体の色、メーカー、車種などを読み取ってタグを付けます。そのデータは法執行機関の間で検索・共有でき、通常30日保存されてから削除されると、同社の Ian Leslie 氏が8月26日に説明していました。
議員たちは警察への不信ではないと繰り返しています。Tim Hennessy 議員は「私たちが大切にする自由が、一度に失われることはめったにない。たいていは、もっともらしい一歩ずつ手放されていく」と述べました。
中部テキサスでは解約が続いています。Austin は5月に監視技術の監督を強化し6月に契約終了。Leander は先週カメラへの予算を打ち切りました。Pflugerville は8月25日に契約終了、Pflugerville ISD も翌26日に使用を停止しています。