セリーナの穀物サイロ跡を再開発 ビール醸造所やホテルの構想案

Celinaやその南のProsperは、Plano・Friscoより北でここ数年に住宅地が一気に広がった地域です。家を買って長く住むつもりで北の新興地区を検討している方は、こうした再開発の計画が「いつ」「どこに」できるかを、議会資料で追っておく価値があります。
日本では駅前の再開発は鉄道会社や大手デベロッパーが主導することが多いですが、テキサスでは今回のように市の経済開発公社が売上税を財源に土地を買い、住民アンケートを取りながら使い道を決める形がよくあります。買い物のたびに払っている売上税の一部が、こうした街づくりに回っているわけです。
ただし今回は案の段階で、用途地域の変更もこれからです。「近くに商業施設ができるから」と購入を急ぐ材料にするには早く、10月13日の市議会の結論を待ってからでも遅くありません。
記事の要約
ダラス北部のセリーナ(Celina)で、ダウンタウン近くの穀物サイロ跡地を飲食・商業・宿泊の複合施設にする計画が進んでいます。対象は「Willock Tract」と呼ばれる約32エーカーの土地で、市の経済開発公社(CEDC)が2024年に1,350万ドルで購入しました。購入資金は0.5%の売上税(half-cent sales tax)で賄われています。
9月28日の会合で示されたマスタープラン案は、敷地を5つのゾーンに分けています。ダウンタウンに最も近いゾーン1は、サイロを残して1.5エーカーのブルワリー/ビアガーデンとフードホールに。ゾーン2はライブ演奏ができる家族向けレストラン3軒、ゾーン3はホテルと会議場、イベント広場、ゾーン4・5は商業店舗とオフィスです。敷地はDoe Branch Creekに沿った細長い公園でつながります。
この土地はもともとMartinek家が穀物サイロを運営していた場所で、計画ではサイロと土地の歴史をデザインに生かすとしています。5月11日の住民説明会とオンライン調査では、歩いて回れる飲食店や屋外空間を求める声が多く、案はそれを基にしています。ホテルは、Cajun FestやChristmas on the Squareなど既存のダウンタウンの催しに合わせた集客も想定しています。
CEDCは10月13日の市議会にこの案を提出します。 内容が固まった後に、用途地域の変更、インフラ整備、テナント誘致へと進む段取りで、開業時期はまだ示されていません。