イーストダラスの1957年築の平屋、改修済みで119.9万ドルで売り出し

2,161平方フィートは約200平方メートル、日本の一般的な戸建て(100〜120平方メートル前後)の倍近い広さで、それが平屋1フロアに収まっています。
日本では木造住宅は築20〜30年ほどで建物の価値がほぼゼロと見なされ、建て替えが前提になりがちです。一方ダラスでは、築70年近い家でも骨組みを残して中を作り直し、設計者の名前や建築様式そのものが価値として価格に乗ります。今回のように「誰が設計したか」「当時の図面が残っているか」が売り文句になるのは、日本の中古住宅市場ではあまり見ない光景です。
長く住むつもりで家を探す方は、築年数だけで候補から外さず、改修履歴や構造を確認してみると選択肢が広がります。反対に、古い家は配管や電気設備の更新状況で維持費が大きく変わるので、インスペクションは必ず入れてください。
記事の要約
イーストダラスで、1957年に建築家アーチ・スワンク(Arch Swank)が設計したミッドセンチュリー・モダンの平屋(ランチハウス)が売りに出ています。所在地は6216 Town Hill Lnで、広さ2,161平方フィート、3ベッドルーム・3バスで価格は119万9,000ドル。仲介はAllie Beth Allmanの不動産エージェントKaleigh Walker氏です。
スワンクはテキサスの地域モダニズムの先駆者とされ、母校テキサスA&M大学によると、構造的に革新的な産業・公共建築を数多く手がけました。公共建築での人種隔離に異を唱えたり、Turtle Creekを高速道路にする計画に反対したりした活動家でもあります。1952年に独立し、ダラスで印象的な住宅を設計しました。
この家は2011年、元の施主(スワンクの親族)から不動産業者John Weber氏が購入。1957年当時の設計図をもとに、Chad Dorsey氏とMore Design + Buildが骨組みだけを残して全面改修し、増築も行いました。庭とプールも造り直しています。
現在の所有者Matthew Mulloy氏は、著名建築家の建物が並ぶインディアナ州コロンバスの出身。「増築や改修をしたとは分からないほど見事」と話し、冬は暖炉のある主寝室でイームズチェアに座るのが好きだといいます。