タラント郡、11月選挙の投票所を92カ所削減

投票できるのは市民権を持つ人だけです。永住権(グリーンカード)でも、L-1やH-1Bなどのビザでも、連邦・州・地方のいずれの選挙にも投票できません。ここは注意が要る点で、資格がないまま有権者登録をしてしまうと、後の帰化申請が却下される理由や、国外退去の理由になり得ます。運転免許の窓口で有権者登録を勧められることがありますが、資格がなければ断ってください。
市民権を取得された方には、この92カ所の削減が直接効いてきます。テキサスの多くの郡は郡内のどの投票所でも投票できる方式なので、自宅の最寄りが消えても投票自体はできますが、行き先は事前に確かめる必要があります。期日前投票(early voting)は数週間あり、投票日当日に無理をしなくて済みます。
日本国籍のままの方は、在外選挙人名簿に登録すれば日本の国政選挙に投票できます。ダラス周辺は在ヒューストン日本国総領事館の管轄です。
記事の要約
Tarrant郡(フォートワース)の郡委員会が9月1日(火)、11月の中間選挙で使う投票所のリストを3対2で可決した。選挙日の投票所は224カ所、期日前投票は47カ所。2022年の中間選挙の316カ所・50カ所と比べ、合わせて92カ所少ない。
会議は8時間を超え、100人以上が意見を述べた。その多くが削減に反対で、30の市民団体の代表らは同日朝に郡庁舎の前へ集まり、2022年と同じ数を確保するよう求めた。削減案を出したClint Ludwig選挙管理官は「投票したい人には投票する機会が行き渡ると確信している」と説明し、使えなくなった会場や法律上の要件を満たさない会場があると述べた。
採決は党派で割れた。共和党のTim O'Hare郡判事とMatt Krause、Manny Ramirez両委員が賛成、民主党のAlisa Simmons、Roderick Miles Jr.両委員が反対。Simmons氏は「これはコストの問題ではなく権力の問題だ」と述べた。同氏は11月にO'Hare氏と郡判事の座を争う。両委員は投票所を増やす修正案を複数出したが、いずれも否決された。
発言者からは、UTアーリントンのMaverick Activity Centerを残すよう求める声や、76104のZIPコードから投票所がなくなるとの指摘が出た。採決の直後、会場に残っていた人々が「恥を知れ(shame)」と唱和した。
Tarrant郡の登録有権者は130万人を超える。約30マイル東のDallas郡でも同じ日に投票所のリストが検討され、こちらは期日前85カ所、選挙日448カ所の案が示されている。