カウボーイズ37-20で勝利 プレスコットが球団最多249TD

月曜の朝、職場でも学校の送迎でも、最初のひと言は「Did you watch the game?」になる。DFWでカウボーイズは、好き嫌いの分かれる話題ではなく、全員が同じチームの話をしている前提で始まる共通言語だ。日本で野球の話を振るときは相手の応援チームを確かめてから話し始めるが、ここではその手間がいらない。
とはいえ、細かい数字まで覚える必要はない。「Dak passed Romo」——プレスコットがロモの球団記録を抜いた、のひと言で十分通じるし、相手はたいていそこから勝手に話を広げてくれる。見ていなくても「I missed it. How was Dak?」と聞けば失礼にはならない。
NFLは週に1試合しかない。だから月曜の話題は、全員が同じ試合を見ている前提で回る。逆に言えば、日曜の夜に結果だけ確認しておけば雑談は乗り切れる。繰り返し出てくる名前は、QBのダック・プレスコットとWRのシーディー・ラムの2人を押さえておけばまず困らない。
記事の要約
ダラス・カウボーイズが20日、本拠地でワシントン・コマンダーズを37対20で下した。QBダック・プレスコットは31投中26成功、279ヤード、4タッチダウン、パサーレーティング143.8。通算タッチダウンパスを249本とし、トニー・ロモを抜いて球団史上最多となった。1試合で複数のTDパスを決めた試合も79度目となり、これもロモの球団記録に並んだ。ホームでのコマンダーズ戦は7戦全勝で迎え、その連勝を守った形だ。
受け手ではCeeDee Lambが153レシーブヤードに2TD、キャリア9度目の1試合複数得点。TEジェイク・ファーガソンは投げられた4本すべてを捕って43ヤード、2TDを挙げた。一方で走りは伸びず、ジャボンテ・ウィリアムズが1回平均2.5ヤードの計30ヤード、チーム全体でも21回で66ヤード(平均3.1ヤード)にとどまった。
守備は負傷に苦しんだ。デマービオン・オーバーショーン、マリク・フッカー、ジェームズ・ヒューストンが試合前に欠場と決まり、P.J.ロック(足)とコービー・デュラント(ハムストリング)が前半で退いた。ワシントンのQBジェイデン・ダニエルズも前半最後のプレーで左肘を痛めて戻らず、それまでに69ラッシュヤード、96パスヤード、1TDを記録していた。
総獲得ヤードはワシントンの389に対しダラスは332、ボール保持時間も31分29秒対28分31秒と、数字の上では上回られている。それでも勝ちは勝ちである。