ダラス・モーニング・ニュース、7年ぶりにレストラン批評家を設置

日本で店を探すときは食べログの点数やミシュランの星を頼りにする方が多いと思いますが、こちらでは Google や Yelp の星が甘めに出やすく、インスタや TikTok の紹介は広告かどうか見分けにくいのが実情です。
自腹で食べる専門の記者が、ジャンル別・地域別のガイドを更新していくというのは、店選びの目安として使いやすい情報源です。特に BBQ やテックスメックスのように店ごとの差が大きく、日本での比較対象がない料理では助かります。
職場で「今月の Hot List 見た?」「State Fair の新メニュー何食べる?」と聞くと、地元の人は喜んで行きつけを教えてくれます。店の話はダラスで最も入りやすい世間話の一つです。
記事の要約
地元紙ダラス・モーニング・ニュース(The Dallas Morning News)は、10年以上にわたり北テキサスの飲食店を取材してきたサラ・ブラスコビッチ記者を、同紙のレストラン批評家に任命しました。同紙に批評家が置かれるのは、2019年にミカリーン・ブシコ氏が退いて以来です。
ブラスコビッチ氏は、2024年にミシュランガイドのテキサス進出を報じたほか、毎月のおすすめ店リスト「Hot List」や、ステートフェアの屋台料理の記事で知られています。NBC5 への出演や、週1回のポッドキャスト「Eat Drink D-FW」も担当しています。
新しい役割では、ニュースだけでなく個々の店やシェフへの評価を書きます。本人は「食事代はすべて自分で払っている」と述べ、店から無料の食事や報酬を受けずに評価すると明言しています。SNS上では、スポンサー関係を明かさずに店を紹介するインフルエンサーも多いことを、同紙は背景に挙げています。
従来の星による格付けは廃止し、バーベキューやテックスメックスなど料理のジャンル別、地域別のおすすめガイドを定期的に更新します。覆面取材はせず、試食会やイベントなどで読者と直接交流する方針です。